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対後手ゴキゲン中飛車 丸山ワクチン▲58金右型。

ゴキゲン中飛車対策として、「丸山ワクチン」と言う形があるのですが、
それに似ている形で、少し気になっている形があります。

丸山ワクチンと言うと今では「角を交換して▲9筋を突いて▲78銀と指す」形が
もう常識になっているわけですが、端歩を突かずに▲58金右と言う形が少し気になっています。

2010-04-19a_20100419024117.png

この形は、プロの実戦例でもあることはあるんですが、
何故かあまり見なく、初めて見た人もいると思います。

なんであまり指されないか自分なりに考えたんですけど、
この手のデメリットは、後手から2筋で棒銀にされた時、
▲38金と上がれない・39に隙があるくらいしか思いつきませんでした。

しかしこの形、それ以外のことについては優秀だと思います。
なんと言っても「穴熊に普通の手順で組めそう」と言うのがかなり魅力的。

2010-04-19b_20100419024117.png

普通に組んだ場合、図の様になると思います。
まだまだ形勢に差はついていませんが、やはり勝ち易さは先手でしょう。
(かなり強い人は、図で後手が少し手得をしているのに気づくと思いますが、
 それは後手からの棒銀を、手損して阻止したからです。)


この▲58金型ワクチンは、定跡本などにもほとんど載っていなく、
アマチュアでは研究すれば、かなり勝てそうな気がします。

よかったら研究してみてください。



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今現在の、対旧山崎流対策に有力と思っている手。

対85飛車と言うと今では「新山崎流」と言う形が流行っていると思うのですが、
「新」が出ていると言う事は、「旧」もあった訳です。

2010-04-19a.png
旧山崎流基本図

この旧山崎流は結構前からあるんですが、最近はプロ間ではあまり見ません。
プロ間で見ないということなので、もうダメかと言うと実はまだまだ使える対策です。

正直この旧山崎流は個人的には超有力で、こちらの方が中住まいに囲えるという事もあり、
アマチュアには、こちらの方が良いと思っています。

僕は横歩取りは先後どちらを持っても指すのですが、後手を持った時に旧山崎流をされると、
相当嫌ですね・・・旧山崎流が嫌で、85飛車を封印していた時期もありました。

しかしこの旧山崎流対策は、後手としても避けて通れる道ではなく、
この対策だけの為に85飛車を指さないのは、ちょっともったいない気がします。

そこで少し勉強して、後手番も戦えそうな形を再発見しました。
それは、図で△84飛車と引く形です。

2010-04-19b.png

この手自体もかなり昔からあるんですが、僕はこの手では△51金が一番有力ではないか?と
ずっと思っていました。

しかし△51金(類似として△62銀もある)は、後手がしばらく受けに回らなければいけないのと
先手からの猛攻を正確に対応しても、形がかなり乱れ実戦的には勝ちにくい印象があります。

そこでこの△84飛車にたどり着きました。


この△84飛車は今までは「85飛車に出来なくて損。先手としては有難い」と思ったいたのですが、
実際先手を持って良くするとなると、かなり大変だと思います。
(あとこのタイミングで△84飛と引くと、微妙に普通の△84飛と違います)

手順としては以下▲87歩△24飛▲28銀が定跡です。

2010-04-19c.png

これでこれからの戦いなんですが、この▲28銀の形はかなりの悪形。
先手はどうにかしてこの銀を立て直さなくてはいけません。

以下△51金▲75歩△84飛・・・とか色々あるんですが、
後手がかなりやれそうだと感じました。

実際この形の後手の勝率は約6割あるみたいです。

対旧山崎流はこの△84飛車と引く形で、対抗していきたいと思いますね。



ゴキゲン中飛車対策は、ストレート穴熊で安定か。

先手・後手問わず、現在大流行中のゴキゲン中飛車。
居飛車党の人は結構対策に、頭を悩ませている人も多いと思います。

僕は今現在、ゴキゲン中飛車にはストレート穴熊が最有力と感じています。

a.png

この対策は時々、ブログに書いたりしていたんですが、
ちゃんと勉強してみたら、更に有力だと感じました。

まず第一点に、「先後両方で使える」と言う事があります。
これはあまり将棋の勉強を出来ない人(しない人)には、かなり嬉しい。

プロレベルでは、一手の差はカナリ大きいと思うんですが、
アマチュアでは、まったく気にしなくてOKだと思います。

これ一本で十分対抗できると思います。


第二点に、「実戦的に勝ち易そう」と言う事。
やはり穴熊に囲ってしまえば堅く&遠いです。

ゴキゲン側も穴熊にすれば同じになるんですが、
居飛車側の方が先に囲えるのと、手順を尽くせば先攻されにくいと言う事も大きいです。

組み合えばよほどの場合、一方的に負けることは無いと思いますね。

ゴキゲン側が美濃囲いから、先攻する順などもある事はあると思いますが、
その場合はゴキゲン側も手順を尽くさなければいけないですし、失敗した時のリスクも大きい。
最速で攻めなければいけないので、玉側の端歩さえも省略しなければならないと思います。


あと僕の個人的な考えなんですが、対振り飛車戦で美濃囲いの端歩を突かせずに戦いが始まった場合は、
それだけで「カナリ居飛車側がポイントを稼いでいる」と言う認識をしています。

これは僕が元々振り飛車党だから言うのですが、
端歩を突いていない美濃囲いで戦っていた時は、大体負けていたと記憶しています。

端攻めされないと言うメリットもあるのですが、やはり玉が狭いデメリットの方が大きいと思いますね。


以上の理由でゴキゲン中飛車対策には現在のところ、
ストレート穴熊がカナリ有力と思っています。

そして丁度少し前に、遠山プロの本も出ました。
これを読めば即戦力になると思います。
(僕のブログを読んでいる人には、ぜひ買って読んで欲しいです)



大野の振飛車 大野八段自戦記実戦名局30番

この前大阪の古本屋さんに行ったら、ちょっと面白い将棋本を見つけました。

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それは「大野の振飛車 大野八段自戦記実戦名局30番」と言う本です。

大野源一八段って皆さんご存知でしょうか?
かなり昔の人で将棋ファンでも知らない人は多いと思います。

正直僕自身もあまり知らなくて知っていたのは、「振り飛車党の棋士」くらいしか
知りませんでした。

しかしこの大野八段と言う人は、昔から気になっていた棋士の一人でした。
それは何故かと言うと、現在の久保二冠がよく口にする棋士だったからです。

久保棋王などのインタビュー記事などを読むと、大野八段の名前が時々出てきて、
「大野八段の振り飛車をよく勉強した」みたいなことが書いてある時があります。

そういう訳で昔から気になっていたんですよね。

それで古本屋さんに行ったら、たまたまこの大野八段の本があったので購入しました。
(値段も300円くらいだったので、ハズレでもいいやとも思いましたが・・・)


早速家に帰って2~3局棋譜を並べてみたんですが、驚きました。
この大野八段の振り飛車はまさに「現代感覚の振り飛車」だと思います。

この本は、1970年代に出された本みたいなんですが、
大野八段の指し回しは、現代の振り飛車党の指し回しと遜色ないと思います。

久保二冠が参考にしたというだけあって、棋風も久保二冠に似ています。
「軽く捌く」振り飛車でした。(あと玉を、しっかり囲う)

この本には色々な振り飛車が掲載されており、
現在流行中の「ゴキゲン中飛車」「角交換振り飛車」・「相振り飛車」
などの戦形も載っていました。これも驚きましたね。

大野八段の振り飛車は、時代を先取りしまくりだったと思います。


この大野八段の事を少し調べてみたりしたんですが、ウィキくらいしか情報はなく、
本も全然出していないみたいです。

何故だかは謎なんですけど、もう少し自戦記などがあってもいいと感じます。

この本の棋譜は、一通り並べてみようと思います。
ちょっと「振り飛車党になろうかな」・・・と思いました。



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