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年末年始は、たぶん家に居る。

とうとう大晦日です。
今年も色々あったなぁ・・・

まあ大きな怪我・病気などをしなかったので、
とりあえず良かったと思います。

それで年末年始なんですが、たぶん家でゴロゴロしてます。

本当は30日とか出かけようと思っていたんですが、
関西は天気が悪かったので、結局近所のスーパーに行ったくらいで、
遠くには行きませんでした。

三が日も、なんとなく荒れそうな予報になっているみたいなので、
よっぽどいい天気の日以外は、遠くに出かけたりはしないですね。

お正月といっても、梅田や難波は人が多いと思うので、
あんまり出かける気しませんが・・・

お正月のつまらないTVを見ながら、ダラダラ過ごします。
あととりあえず家に居るので、ブログは適当に毎日更新しようかと思ってます。

来年も病気・怪我などせず、無事に過ごせたらいいなぁ・・・
健康には気をつけましょう。

あと新しいプリキュアがどうなるかも、気になりますね・・・

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それでは良いお年を。

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角換わり同形の後手が、かなりピンチな状況。

この前の竜王戦でも、よく出現した角換わり。
しかし同形の将棋は出現しませんでした。

と言うのも、ちょっと前から指し始められた「先手富岡流」と言う
指し方がかなり優秀で、現在進行形で猛威を奮っているからです。

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富岡流(▲44角成の局面)

これは富岡八段が指し始めた変化です。

僕は実は、あまりこの変化は知らないんですが、それでもヤバイ状況だと感じます。
何がヤバイのかと言うと、先手の攻撃力がヤバイ。

ここから先手は猛攻します。
先手の猛攻に対し、後手は全て正確に受け、反撃しなければ勝てません。

そしてそれは、相当難しい事だと思います。


僕は今まで10年以上プロの将棋を見てきました。

それでこれまでにも「角換わり同形の後手はピンチか?」と言う状況は
何度か見ましたが、今回ほどヤバイ状況は見たことがないです。


正直、この富岡流は決定版に近い雰囲気がしますね。

今現在、プロの棋士は後手も戦える変化を研究中なんだと思いますが、
恐らく相当出ないと、僕は思っています。

来年はこの角換わり同形の将棋は、かなり減少すると予想しておきましょう。



来年は「妥協のない将棋」を目指して頑張ります。

もう今年も終わりなんですが、来年の将棋の目標を書きたいと思います。
来年は題のとおり「妥協のない将棋」を目指したいです。


と言うのも、最近ちょっと感心した将棋があり、
「やっぱり将棋は、こう言うふうに指さなきゃダメだな~」と
思ったからです。

その将棋とは、NHK杯の郷田九段VS阿久津七段戦です。

この将棋は力戦形だったんですが、見所は序盤。
そして一番感心したのは下図の▲24歩です。

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この▲24歩は怖い手で歩交換後の△33角に、しっかりとした対策がないと指せません。
しかしその△33角には、▲21飛成△88角成に▲77角が好手で先手が良くなります。(下図)

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実戦では阿久津七段はそれを察知して△33角を打たず、
先手の飛車先交換を許したんですが、それは先手の言い分が通った感じがして
先手は不満ないでしょう。

このごく僅かな数手の応酬に、僕は凄く感心しました。
両取り後の▲77角が見えていれば、誰でも指せる手かもしれませんが、
実戦ではなかなか指せない手だと思います。

リアルタイムで見ていたんですが、
「やはり将棋は郷田九段のように、最強の手で返さなくてはダメだな・・・」と
痛感しました。


相手の手に対して、最強の手で返すのは一直線に進むことが多く、
読み間違えると即負ける可能性があります。

最強の手で返すのは実力も必要ですし、とても難しい事なんですが、
やはり妥協のない手を指せる様に、なりたいと思います。




第23期竜王戦七番勝負第六局は渡辺竜王が勝ち、竜王戦七連覇達成。

12月14・15日に第23期竜王戦第六局が行われその結果、
渡辺竜王が勝ち竜王戦七連覇を達成しました。

第六局を観戦した自分の感想を書きたいと思います。

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羽生名人の先手で渡辺竜王は▲76歩に対し、2手目は△84歩でした。
最近何かと話題になっている2手目△84歩。

僕はこれは予想していませんでした。(△34歩~の横歩取りを予想していた。)
なぜかと言うと現在この2手目△84歩は主に、角換わりになったとき何か対策がないと指せないからです。

僕は個人的に、今話題になっている角換わり同形の後手の問題は恐らく、
かなり時間をかけないと解決しないもしくは、あれが先手の決定版に近いのではないか?と
考えており、竜王戦では角換わりは出現しないと思っていました。

しかし2手目に△84歩と指したという事は、渡辺竜王は何か対策を用意していると言う事。
どんな新手・対策が出るのか、この2手目から楽しみでしたね。

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渡辺竜王の作戦は△65歩型でした。
これにも僕は驚きました。

この△65歩型は僕の記憶では、約10年前くらいに流行した形と記憶しています。



△65歩型の定跡は↑の谷川九段が出した本に詳しく載っており、
僕も昔、そこそこ勉強&研究した覚えがあります。

そして解説にもあったようにこの形は「先手に▲17香~▲18飛とされると悪くなりやすい」
と言うのが定説になっていたと思います。

それプラスこの後手の形は「先手の攻めをひたすら待つ」と言うことになりやすく、
積極性もあまりありません。

僕自身の研究でも
「先手に決定的な対策はないが、後手に積極性&勢いが無く指していてつまらない」
と言う結論に至り、指すのを止めてしまいました。

ちなみにこの△65歩型の将棋で印象に残っている将棋は、少し古いんですが、
1999年に指されたNHK杯での、羽生VS深浦戦です。

僕の記憶が正しければこの将棋は、終始羽生名人がリードしていたんですが、
最後羽生名人が後手玉を詰ましに行った時、1筋かどこかの歩を突き捨てなかったために
後手玉は詰まず、後手の深浦さんの逆転勝ちになっていたと記憶します。

そしてこの対局はそのまま、この△65歩型の重要な定跡の一部にもなっているはずです。
(52手目の54金など)

この少し古めの△65歩型で渡辺竜王が、どのように対応していくか注目でした。

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羽生名人は端攻めではなく、間合いを取り合って▲45歩から攻めて行きました。
飛車の位置は少し変わっていますが、これも似たような局面は過去にあったと思います。
(普通は▲29飛車型)

僕のカンなんですが羽生名人は本当は、△31玉型の時に仕掛けたかったような気がします。
しかし渡辺竜王は手待ちの手で△22玉~△31玉と指してはくれなく、金の移動の手待ちで対応されました。

恐らく渡辺竜王は、それを察知したのだと思います。
僕のカンなんですが、そんな気が凄くします。

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羽生名人は角も打って、複雑な攻めをして行こうと言う感じでしたね。
中盤は難解すぎて、全然解りませんでした。

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先行したのは羽生名人だったのですが、中盤をリードしたのは渡辺竜王だったと思います。
この端を詰めた手は相当大きく見えました。

僕のイメージなんですが、こう言う風に端を凹まされたら
相当勝てないイメージがあります。(居飛車・振り飛車問わず)

けれど具体的に羽生名人の手で、何が悪かったのか解らないですね。
専門誌での解説を早く読みたいです。

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渡辺竜王が若干リードといっても、それはごく僅か。
難解な局面が続きます。

そして僕が本局で一番感心した手は、図の△23玉です。

この手で僕は「渡辺竜王が勝つのではないか・・・?」と感じました。
玉自らグッ立ち、王者の風格のある手だと感じます。

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その後は解説でも後手リードのような解説が来ていましたが、
羽生名人も▲45銀と大迫力な手で、簡単には楽にはさせません。

このあたりはさすがだと思いましたね。

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しかし渡辺竜王は落ち着いて羽生名人の猛追をかわし、
△66角とカッコイイとどめの手で、羽生名人を下したと思います。

以下先手玉は必至で後手玉は詰まず、渡辺竜王の勝ちとなり
渡辺竜王が竜王位を防衛しました。


こうして第23期竜王戦は幕を下ろしたんですが、
どの将棋も大熱戦でとても面白かったです。

渡辺竜王の7連覇は凄い記録ですね。
もうここまできたら、10連覇を達成してほしいと思います。

そして竜王位は防衛したので、次は渡辺竜王が羽生名人に挑戦して、
何かタイトルを取ってほしいですね。


羽生名人はまたしても渡辺竜王に、永世竜王位を阻まれてしまいました。

しかし羽生さんのことなんで、また心機一転挑戦者になっていつかは、
永世竜王位を獲得してくれる日が来ると、僕は信じています。

今から来期の竜王戦が、とても楽しみです!


後手72飛車(袖飛車)戦法は、かなり真面目な戦法で超有力。

ここ最近の将棋界は「後手番での戦法」がとても重要で、
「後手番で何をするか?」が、そのまま勝率に影響していると思います。

今現在では、
「ゴキゲン中飛車」・「一手損角換わり」・「角交換型の力戦振り飛車」・「横歩取り△85飛車」
が有力で、ほぼ互角の成績になっていると思います。

しかしこれらの戦法はここ数年で、爆発的に流行し始めたため
凄まじい勢いで定跡化しており「ある変化を知らなければ、そのまま負ける」と言う
事が多すぎて、アマチュアには少し指し辛い戦法だと思います。

僕もその中の一人です。


そこで僕が個人的に数年前から「これはカナリ有力な戦法なんじゃないか?」と
思っている戦法があります。

それが題の通りの「後手72飛車(袖飛車)戦法」です。

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△72飛車戦法

この戦法は後手番の、対居飛車戦で指す戦法です。
先手でも出来ますが、先手でやると若干損だと思います。

実は△72飛車戦法は去年、少しプロ間でも指されていたんですが、
大流行にはなりませんでした。
(将棋世界に付録なども付いていた)


この△72飛車戦法は昔から存在していたんですが、「奇襲戦法」として認識が
されていると思います。

しかしこの戦法、僕が調べた限りでは具体的に咎める順がなく、
一気に潰れる事はありません。

そして何より魅力的なのが「ほぼ定跡化されていない」と言うところ。
定跡の本も「この戦法だけ」説明している本は出ていません。


その為、自分で研究すればするほど有利になりやすい&経験値が物を言う
と言うことになり、アマチュアでは特に有力だと思います。

僕も昔この戦法を研究するため、少し勉強&研究をして実戦で指していたのですが、
そこそこの実力の有段者でも、「先手不利」な局面によくハマッテくれていました。


ちなみに図までに、飛車を72に寄る前に角交換されて▲55角を打たれる変化が
初心者の人は気になるかもしれませんが、それには△33角とあわせて
△95角と言う切り替えし(下図)があり、心配しなくても大丈夫です。

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この戦法が最も力を発揮するのは「激しい戦い」になった時だと思います。
特にお互い飛車先を交換し合う展開(下図)は、かなり戦えると思いますね。

b_20101208172704.png

この展開は怖い変化が多く出てくるんですが、今のところ後手が潰される変化は無いと思います。
図からは▲69玉が最善だとは思いますが、そこからはほとんど未知の領域でしょう。

ほかの戦法に無い手筋や危険ポイント(▲86角の筋など)もあるので、
とてもスリリングな将棋になると思います。(先手も怖い所がある)


しかしこの戦法、問題が無いとも現在のところ言えません。
僕が個人的に気になるのは「先手が持久戦を目指して来た時」です。

まあ持久戦を目指されても、一気に悪くなる事はないんですが、
何しろほとんど定跡化がされていないので、駒組みがとても難しいですね。
(研究していれば問題ないが、持久戦模様の研究は時間が掛かるのでめんどくさい)


△72飛車戦法は僕は相当優秀な戦法だと思います。
もっと指されてもいい戦法で「いつかは流行するんじゃないかな・・・」と、
ずっと思っていますね。


あとこの△72飛車戦法を紹介している本は、
井上八段が出した「居飛車奇襲戦法」に70ページくらい書かれています。

基本的な筋はこの本に書かれているので、興味がある人は読んでみると良いと思います。
(現在は少し入手困難になってるみたいですが・・・)



ちなみにこの本、面白い奇襲戦法が何個か書いてあるので、
面白いと思います。

この記事には数年後書いた、最新版があります。↓

突然思い出したように研究はするが、結局お蔵入りになる戦法たち・・・(その2)

大和証券杯女流最強戦 甲斐智美女流二冠VS鈴木環那女流初段戦 を見た感想。

12月5日に、大和証券杯女流最強戦 甲斐智美女流二冠VS鈴木環那女流初段が行われ、
その結果、甲斐女流二冠が勝利しました。

僕は鈴木女流を応援しているので、久しぶりにニコニコ生放送で実況視ながら
観戦していました。

せっかくリアルタイムで見ていたので、観戦した感想を書きたいと思います。

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甲斐二冠の先手で、先手石田流三間飛車VS後手穴熊模様に。

この局面で気がつくのは、先手は▲77角型で78に金を上がっていないところ。
後手はストレートに穴熊に組もうとしていますが、△54歩をついてあるのが、
少し珍しいかもしれません。

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甲斐二冠は△22銀と上がられる前に、積極的に仕掛けていきました。
結果的にこの仕掛けは、成立していたと思います。

しかしこの先手の駒組みは、かなり欲張りな仕掛けです。

今までなら、▲78金としてから動くのが常識的だとは思いますが、
それすら省略してあわよくば、▲58金と形良く金を活用しようとしています。

そしてその構想が本局では実現していました。

もしこの構想を咎める順が居飛車側になければ、先手石田流三間飛車には、
かなり穴熊に組むのは難しいでしょう。

僕には鈴木女流に、目立った悪手は無いように見えましたが・・・
あえて言うのであればやはり、△54歩を突いた一手が甘かったのでしょうか・・・?

3_20101206203851.png

後手陣はバラバラなんですが、鈴木女流は強気に反発。
しかしこれも、最強の手です。

普通は何はともあれ、△22銀と閉まりたいと思います。
(まあそれでも悪いとは思いますが・・・)
飛車交換必須になりました。

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飛車交換後は、甲斐二冠がリードしていたと思いますが、
この△51香から徐々に盛り返していったと思います。

5_20101206203851.png

それでもまだ甲斐二冠が良かったと思いますが、この▲25歩は危険だったと思います。
この歩を突くのであれば、▲51とと香車を取ってから突けば、完封勝ちだったと思います。

案の定△26飛と言う勝負手を喰らい、一気に形成不明になっていきました。

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そしてこの局面では、逆転していたと思います。
後手玉が硬すぎになっています。

しかしここからも二転三転していましたね。

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鈴木女流が寄せを間違えたと思うのですが、具体的にどうすればよかったか解らないです。
この▲39金が冷静な手で以下、甲斐二冠が勝ちとなりました。

応援していた鈴木女流が負けて残念でしたが、将棋は大熱戦で面白かったと思います。
甲斐二冠はさすがの粘りでした。

また僕が応援している女流棋士が出るときには、時間があれば実況したいと思いますね。




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