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東日本大震災関連で、僕が買った本。

東日本大震災が起こってから、もう1ヶ月以上経過しました。
大震災にてお亡くなりになられた方々や、ご遺族には心よりお悔やみ申し上げます。

僕は歴史に残る規模の大事件や、大災害が発生したときには、
その起こった事をずっと忘れないようにと、何か本などを買う様にしています。

今回の大震災も、絶対忘れてはいけない事だと思い、
何冊か本を買いました。

震災関連の本は多くの出版社から出ているのですが、
僕が買った本を紹介したいと思います。


東日本大震災1か月の記録 読売新聞特別縮刷版
カラー版―2011年3月11日~4月11日 [大型本]




この本は、震災発生当日から1ヶ月間の読売新聞の震災関連の記事をまとめて
掲載してある本です。

号外なども載っており、ページ数も400ページ以上あります。

オールカラーで本自体も大きく、とても読みやすいですね。
紙質もとても良いと思います。

資料としても情報量が多く、とてもオススメです。


東日本大震災―読売新聞報道写真集 [大型本]



この本も読売新聞社の本なんですが、上の本とは違い写真集になっています。

こういう震災の写真集も多くの出版社から出ているのですが、
僕がこの本を買った理由は、本屋さんで他の本と比べた時に、この本が一番紙質が良かったからです。

もちろん収録してある写真も、とても衝撃的で災害の規模の大きさがよくわかると思います。


以上が僕が買った本です。
時間があるときに、じっくり読みたいと思います。

被災地や被災者の方々が、一刻も早く元の生活に戻れるように、
国・政府の支援が行き届いて欲しいです。
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dr研究会課題局面(相横歩取り)

今回の研究局面は相横歩取り。

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相横歩取りは最近は、プロの将棋ではあまり見ませんが、
アマチュア間では根強い人気があるみたいですね。

この相横歩取りにたいして、僕の個人的な考えを結論から書くと、

「後手が相当工夫しないと、良くならない」が僕の考えです。

この考えは数年前から変わっていません。

まず上図からは先手は▲77銀か▲77桂が有力だと思います。
▲77銀からの僕の考えを書きます。

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▲77銀は壁銀を活用する一番自然な手で、悪手になると言う事は100%ありません。
▲77銀に対し後手は△74飛と引く一手です。

そこで先手が▲同飛と取れば、一気に詰むか詰まないかの終盤に突入します。

この激しい順は後手は誘導されると避けようがなく、まずこの順を研究して研究手を用意しておかなければ、
この相横歩取りと言う戦法は指せません。

そうなると先手は後手が研究して来た手に対し、正確に対応しないと即負ける可能性が高いです。
これでは先手が一方的にリスクを負うことになり、先手としても面白くないと思います。

そこで僕のオススメは▲36飛です。

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この▲36飛と指すと穏やかな流れになりやすく、じっくりした将棋になりやすいです。
先手後手ともに、実力が問われる将棋になるでしょう。

しかし先手は手得しているので、何も不満はないと思います。


次は▲77桂についてです。

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▲77桂もじっくりとした将棋を目指した一手です。
説明は省きますが、この▲77桂に対して後手は△33金以外では不利になる可能性が高いです。

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△33金からは普通に指すと、▲84飛からじっくりした将棋になります。

ここからは余談なんですけど、△33金に対して成立するかどうかは微妙なんですが、
▲同飛成!と言う手もあります。

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あまり見ない手なんですけど、図からは△同桂▲82歩△同銀▲85角と進みます。

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これに対し一番普通の手は△26飛だと思うのですが、それには▲27歩と言う返し技あります。

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これを取ると▲63角成が詰めろ飛車取りになると言う仕組み。
ちょっとハメ手っぽいんですが、以下△86飛▲63角成で難しい将棋でしょうか。

▲85角に対し△75飛は、▲63角成△52金▲81馬で先手が2枚換え(銀取りにもなっている)なんですが、
これも難解だと思います。

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このあまり見ない▲同飛成の変化なんですが、僕が何故詳しいのか言うと、
平成四年二月四・五日に指された、第41期王将戦七番勝負第三局 ▲南王将 対 △谷川三冠の将棋で、
控え室で見ていた青野プロがこの変化を挙げており、それを谷川全集で読んだ記憶があったからです。

その将棋では▲33同飛成とはならなかったのですが、
谷川三冠(当時)は、これも有力かもしれないと書いていました。
(何故かこの約20年前の将棋は印象が強く、たまたま記憶していました。)


ちょっと長い余談だったんですけど、戻ります。

▲77桂は書いたように、じっくりとした将棋になりやすく、
お互いに構想力が問われる、「これからの将棋」と言う事になると思います。

しかしよく見ると、▲77桂の局面は先手が2手多く指している勘定になります。
手得していて、「先手が理論上悪くなり易い」と言う事はないでしょう。

そう言うことで、相横歩取りに対しての僕の考えをまとめると、

「▲77銀・▲77桂のどちらでも先手には不満が無く、先手の方が面白い」と言う結論です。

しかも後手は▲77銀の超急戦・持久戦・▲77桂など、全ての手を研究しなければならず、
「それでも良くなる順があるかないか」なので、相当しんどい戦法だと思いますね。

これなら△85飛車戦法を指した方が、良いかも知れません。

相横歩取りを勉強したいのであれば↓を絶対買いましょう。
この本はかなりオススメです。



以下はまた余談の、オマケの記事です。

相横歩取りでもう一つ、僕が強烈に印象に残っている手があります。
それが下図の手。

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この△12角と言う手は、
2005年棋聖戦決勝トーナメント準決勝 ▲森内名人(当時)VS △三浦八段戦で現れた手です。

この△12角は▲77桂型~▲66角と打つ中での変化なのですが、
公式戦では、この対局で三浦八段が指した新手だと思います。
(本来は△44角などが定跡。この△12角は桂馬に紐をつけて、攻防手になっている。)

しかしこの手は三浦八段が指す前に、某アマチュア強豪が「近将カップ」と言うネットの対局で、
対局の少し前に指していました。

森内名人と三浦八段はそれを知っており感想戦で、「近将カップで見た」と言ったそうです。
(平成18年版将棋年鑑 P530参照)

僕は「トッププロは、アマチュアの将棋まで調べているのか・・・」とビックリした記憶があります。
それと同時に「相横歩と言うのは、そこまで調べておかないと指せないのだな・・・」とも
思いましたね。

対先手石田流三間飛車、渡辺流一直線銀冠。

対先手石田流三間飛車で、少し前から気になっている指し方があります。

もう去年の話になるんですが、それは将棋世界の企画の久保二冠VS渡辺竜王戦で指された、
渡辺竜王の指し方です。

勝手に名づけたんですが「渡辺流一直線銀冠」と呼ぶ事にします。

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指し方は4手目△42玉として▲66歩と突かせる手順。
図はよくある図ですね。

ここから銀冠に組んでいくんですが、普通は△64歩~63銀として組む順が普通だと思います。
しかし、この企画で渡辺竜王が指した順は違いました。

それは図から△64歩~63銀&△52金右も省略して、一直線に銀冠に組みに行きました。

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久保棋王も渡辺竜王の指し方が少し変わっていると気づき、
金を78に上がり、67銀も省略する駒組みで対抗。

図からは▲65歩として戦いが始まりました。

この渡辺流一直線銀冠は、早くに銀冠に組めると言うところも優秀なんですが、
まだ優秀と思わせる所があります。

それは実戦譜もそう進んだのですが、△54歩~53銀と駒組みできる所です。

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前図の▲65歩からの手順は、△84飛▲67銀△94歩▲96歩△54歩▲33角成△同桂▲77桂△53銀。
この53銀型に組めるという事は地味なんですが、かなり大きい事だと僕は思います。

それと、いつも駒がぶつかる65の地点が歩を突いていないため、
「先手側からの速攻も牽制している」と言うところも長所だと思いますね。

図からは大熱戦が続きました。


一直線に銀冠に組む指し方はあまり見ないんですが、カナリ使えそうだと思います。
この指し方を咎めれる人は、相当いないでしょう。
(久保二冠でも苦戦してましたし・・・)

よかったら研究してみてください。


2010年度の先手勝率は、54%と大幅に上昇。

4月13日号の週間将棋に、
「2010年度の先手勝率は54%だった」と言う記事が載っていました。

2009年度が51%だったらしく、それを思うと大幅な上昇だと思います。
それで何故3%も上がったのか、自分なりに考えてみました。

やはりと言うか、まず一番の理由は、
「ゴキゲン中飛車」が勝ちにくくなっている事だと思います。

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ゴキゲン中飛車

去年あたりまでは、かなりゴキゲン中飛車が善戦していたように思いますが、
ここ最近、昔ほど勝てなくなっていると感じます。

理由は居飛車側の対策が急激に進化し、急戦では「▲37銀型」・持久戦では「ストレート穴熊」が
高勝率を上げているからでしょう。

今までは「急戦か持久戦どちらかで有力な戦法がある」と
言う事はよくありましたが、急戦持久戦両方で有力な戦法があると言うのは、あまりなかったですね。

ゴキゲン側に的を絞らせないで戦えるのは、大きいと思います。

もうゴキゲンで勝てるのは、一部の棋士(久保二冠・里美三冠など)ではないと、
難しいと時代になってきた可能性があります。


ほかにも色々と思いつくのですが(一手損角換わりの勝率低下など)
やはりゴキゲン中飛車同様先手の研究が進み、後手が苦戦しているのだと思います。

そろそろまた新しい戦法・新しい指し方が、出てきて欲しいと思いますね。




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