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藤井システムについて。ver2015

また少ししばらく更新出来てませんでしたが、今回は久しぶりに「藤井システム」について、
現時点(2015年)での僕の考え方を書きたいと思います。

と言うのも実は藤井システムについては、数年前に「藤井システムについて。」
という記事を書いているのですが、もう数年経っているのでもう一度、
自分の考えを書いてみたいと思います。

あと実は「藤井システム」と言う単語で検索して、僕のブログに辿り着く人が毎日数人はいます。

たぶん「藤井システム」でググルと、最初のページの上から何個か目に、
何故か僕の記事が出てくるからだと思いますが・・・・

古い記事をずっと置いておくのも何なんで、今回取り上げてみましたね。
それでは書いていこうと思います。

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藤井システムはもう有名すぎて、今更細かいことは説明不要でしょう。
上図が基本形だと思います。

そしてズバリ、2015年現在での僕自身の考えなんですが実は・・・・
前書いた記事の内容と、ほとんど変わっていません!!!

と言うのも、前書いた記事から数年経っているのですがその間、
プロ間などでほとんど指されることはなく、定跡的にも目新しい物は全く見かけませんでした。

ちょっと前に「もう一度流行るかな」と言う雰囲気はあったのですが、
全然ダメでしたね。


前書いた記事の考えのおさらいとすると、

1、先手藤井システムはまだまだ有力。
2、後手藤井システムは対穴熊だけを見れば、そこそこ戦える。
3、穴熊を放棄し振り飛車側の形を見て、色々な急戦を指されるとカナリしんどい。


こんな感じです。
そしてこれも前に書きましたが、僕が「藤井システム」について一番強く思うことは、

「藤井システムを指しこなせるのは、創造主の藤井九段だけ」

と言う事ですね。


ここからは、この数年間で思い始めたことなのですが、
もう藤井システムはアマチュアは、指す必要性がなくなった戦法だと考えています。

その大きな理由は、

●角交換振り飛車の方が簡単に居飛車穴熊を牽制し、なお且つリスクがほぼ無い。

と言う理由です。
角交換振り飛車が優秀だということが解り、もうリスクが高い藤井システムを指す必要性はなくなったでしょう。

今のところ角交換振り飛車は、何か凄い対策が出て絶滅寸前になると言う事はないです。
これから先もずっと指されていくと思っていますね。

多少居飛車側に押されている感はありますが、平均勝率が4割を切ると言う事も考えにくいです。
角交換振り飛車は、40%~50前後の勝率があれば十分な戦法だと思います。

あと藤井システムは、アマチュアには難しすぎますね。
そして難しい割に、そんなに勝てるわけでもないと言う戦法でしょう。

ただプロ間では、多少は指されるとは思います。
プロは常に研究していますし、もしかしたら何か凄い手が発見される可能性もありますし・・・・

前の記事よりちょっと簡単に書きましたが、現時点(2015年)での僕の考えはこんな感じでしょうか。
この現時点での考えも余程のことがない限り、変わることはないと思っています。


最後に僕が対後手藤井システムで、愛用していた形を紹介して終わりにしましょう。

実は僕自身は藤井システムは「後手の△32銀型は結構手強い。」と思っていました。

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ハッキリ言って△32銀型の攻めは少し無理気味だとは思いますが、受けきるのは容易ではないと感じています。

あと△32銀型なので▲33角成としても△同銀で、2筋が簡単に破れません。
▲24歩~飛車先を切っても、△23歩で先手を取られながら守られてしまいますね。

ちなみに先手藤井システムの場合は「▲47銀型藤井システム」が最強だとは思いますがコレは、
桂跳ねを遅らせる△24歩型や、普通に△74歩~の急戦などで十分戦えると思っています。

その為「△32銀型をどうにか阻止する方法はないか・・・」と考え、
発見した対策が、▲77角早上がり型(下図)でした。

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この対策あんまり指してる人はいないと思いますが、超優秀だと今でも考えています。
この形で数えきれないほど戦っていますが、ほとんど負けた記憶が無いくらい勝てていると思います。

説明すると上図では△32銀型は、100%阻止できます。
と言うのも先手は次に、密かに▲68角を狙っています。

例えば形とばかりに△52金左だと、▲68角△43銀▲24歩△同歩▲同角で普通は△22飛で受かりますが、
居玉のため▲33角成(下図)で即勝てます。

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さすがにこれはそう簡単には決まりませんが、▲68角をうっかりされて、
△62玉▲24歩△同歩▲同角(下図)は、結構決まることはありましたね。

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もちろん図のようになれば、居飛車が指しやすいです。

あと57の地点に銀がいないので、何かの拍子に△65歩と仕掛けられても、
普通に▲同歩と指せます。

更に居飛車はいつでも▲57銀と指せて、よくある形にも戻せます。
しかし振り飛車側は銀を48に保留される変化と、57と指される変化を読まなければいけないので、
読む量も通常より多くなると思います。

▲68角と指せば24の地点に直射もするので、その辺りの変化も多いですね。

基本的に▲57銀と指すときは△45歩と指された時ですが、
△45歩も形によっては▲65歩などのカウンターがあるので、振り飛車側もいつも通りには指せないでしょう。


では四間飛車側の最善はと言うと、僕は△62飛型(下図)にするしかないと考えていますね。

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この△62飛型が居飛車側にとっての最強の敵です。
これを指されると激しい戦いになるので、覚悟をしなければいけませんね。

しかし現状はこの形にされてもしっかり指せば、居飛車側は最低でも互角です。
振り飛車側も居玉での戦いになりやすいので、そう簡単には勝てないと思います。

▲77角早上がり型は実はそんなに載っている本も少なく、
↓くらいしか詳しく載ってないので、どこかで見かけた時には買っておくと良いかもしれません。
(他にも何かあったかな・・・?)



対後手藤井システム▲77角早上がり型は、かなり優秀だと思うので、
興味のある人は指して欲しいですね。


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最近見直している、4-3(3-4-3)戦法。

また少しブログの更新をしてませんでしたね・・・
まあ特に変わったこともなかったので、ネタがなかったです。

実は少し前から、再注目している戦法があります。
それは4-3(3-4-3)戦法です。

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4-3戦法

この4-3戦法はプロの戸辺六段が、従来からあった3-4-3戦法を改良した戦法です。
少し前に本も出されていますね。



別名は「後手一手損石田流」とでも言いましょうか。
とにかく後手番でも石田流に組んで、積極的に動いていきたいと言う戦法です。

実は普通の角交換四間飛車も同じくらい有力で、どちらを研究していこうか迷っていたのですが、
こちらの方が積極的で激しく動けそうなので、こっちにしました。

この戦法の狙いはさっきも書きましたが、後手番で石田流に組むための戦法です。
安全に組むために一手損しますが、この戦法の場合はあまり響かないと思います。

4-3戦法は上手く行った場合、下図のように動けるのがいいですね。

65155415541.png

この局面はプロの将棋でも現れていて、まだまだ難しいのですが、
後手から動けているので、悪くはないと思います。

ただこの様に動けていける場合は後手は不満はないのですが、
先手が工夫をし、△24歩~の仕掛けを封じてきた時は後手も簡単には動けませんね。
例えば下図。

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先手は▲25歩を急がず銀冠の駒組みを優先し、△44銀を見てから▲25歩を突きます。
先ほどの図より先手玉がカナリ固く、△24歩~も動けないのでこの先手の駒組みは相当手強い。

しかし先手もここから具体的に良くしていくのは簡単ではなく、先後ともに難解な局面ですね。
ただこの局面から後手に、少し有力なのではないか?と思っている手があります。

定跡書などに似たような局面で紹介されいている手は、△55銀~△44飛~△64角なのですが、
これは先手に▲48飛(▲26飛もある)~▲77角(下図)などで、なかなか上手く行きません。

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しかし後手の手順少し変えて、△44飛より先に△64角にすれば、
後手も相当戦えるんじゃないか?と思っています。

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正直言って単純な狙いなんですが、調べてみると容易では無いと思います。

▲26飛には△36歩、▲48飛には△25桂。
▲56歩で銀交換して角が捕まりそうですが、その瞬間に△36歩(下図)があり、
そう簡単には収まりません。

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△55銀~の戦いは、後手にもまだ何か色々とあると思っています。
(後手から動かず、持久戦もある)

ただ恐らくこの△44銀~最強の敵は、△44銀の瞬間に▲56角(下図)がかなりの強敵に感じます。

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居飛車の形は色々あると思いますが、△44銀の瞬間にこの角を打たれると△33飛しかなく、
後手を巧く纏めながら差しきるのは、結構な棋力を求められると思います。

ただ後手もしっかり指せば角を手持ちにしていますし、先手の玉形も硬いわけではないので、
アマチュアの実戦的には互角以上に戦えると考えています。


4-3戦法は激しい戦いになったりして、それなりの棋力と知識は必要な戦法だとは思いますが、
後手番の戦法として長く指し続けられる、優秀な戦法だと僕は思っています。

興味がある人はどんどん指して欲しいですね。



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