自分が研究・指したい形(対振り飛車編)

自分が研究・指したい形と思っている対振り飛車編です。
ちなみに「対」振り飛車なんですが、コレは僕が基本的に居飛車党だからです。

それと現状振り飛車は先手番であれば全て有力、後手番では角交換振り飛車・ゴキゲン中飛車、
最近では藤井システムも復活気味とあって、また盛り上がってきていると感じています。

それでは書いて行きたいと思います。

対中飛車

まず対先手中飛車に対してですが、下図の対策を指してみたいです。

62556259658.png

NHK杯でも出現した、後手の角道不突きの急戦です。
その後はあまり見かけませんが、カナリ有力だと感じました。

現状先手中飛車に対しては後手番の居飛車では、全く戦えないわけではないですが、
なんとなく不安だと思います。

一直線穴熊は有力だと思いますが、基本的に主導権は中飛車側にあると思うので、
少しつまらない。

しかしこの戦法は、比較的安全に主導権を取れる可能性があり魅力的に思えます。

あとこの戦法に対して先手は何かしらの対策を事前に準備していないと、
その場での対応は相当難しいでしょう。

なのでアマチュア向きだと感じますね。

ちなみに先手中飛車に対して一番有効なのは、やはり「相振り飛車」だとは思います。
もう「居飛車側に全く対抗手段がない!」となった時は、相振り飛車を指そうと考えています・・・


そして後手ゴキゲン中飛車には、やはり下図の・・・

1452565.png

▲37銀型の急戦を指したいと思い始めました。

「何をいまさら・・・」と思われるかもしれませんが、個人的には少し前までこの形はあまり指そうとは
思っていませんでした。

その理由としては先手番であれば一直線穴熊や、他の戦法でもそれなりに戦えますし、
あまり困っていなかったからです。

しかし「主導権」が欲しいとなれば、この▲37銀型急戦が一番取れる可能性が高く、
ゴキゲン中飛車相手に攻めまくって勝てる可能性があるのはコレだけですね。

あとこの▲37銀型急戦は指しこなすのも大変ですが、ゴキゲン側も正確に対応しなければ一気に悪くなる局面も多く、
そうなってくると結局は、知識&経験・実力の差が生きやすい。

長い目で見ると最終的には、この形が一番勝ちやすくなると考えました。
自分もプロ間で主流になっているこの形を、本格的に導入していこうと思います。

対中飛車については以上です。


対石田流

対石田流はちょっと前に「左美濃さえ指しておけば安心!」みたいな事を書いたのですが、
それも「宮本流」の対策が出現し、安心できなくなってしまいました。

そこで左美濃に変わる対策を考えていて、下図の対策を研究したいと考えました。

65214554985.png

その対策は△84飛型で左美濃を急ぐ指し方です。
この指し方は結構昔からあり、ブログにも書いたことがあったと思います。

僕がこの形で一番印象に残っている対局は確か将棋世界の企画対局で、
久保九段VS渡辺竜王で、後手の渡辺竜王が採用した対局です。

その将棋は久保九段が勝ったのですが、久保九段しか指せないであろう手があり、
この対策自体は優秀だと感じていました。

△84飛型が優秀だと思うところは何個かあり、まず展開によっては△54歩~△53銀と組めるところです。
先手が無策であれば△64歩63銀型より優秀な、△54歩53銀型に組めます。

他には銀冠を急いている点や、歩を突かず△62銀型で待機しているため、
先手からの仕掛けが受けやすかったり、色々メリットはあります。

ただ△84飛が早いためアタリがキツくなっていたり、デメリットもありますが・・・

この△84飛型は昔からある割に、そんなに細かい定跡化はされていないと思うので、
まだ未開拓の部分も多いと思いますね。

対振り飛車はアマチュアでは主戦場になるので、他にも色々注目の局面はあるのですが、
自分は「対ゴキゲン中飛車」と「対石田流」に力を入れているので、今回はこれくらいですね。

ちなみに藤井流の角交換振り飛車も流行していますがこちらはここ最近、
目立って新しい対策は無いように思います。

今までの対策で居飛車側も、十分戦えていると考えていますね。



スポンサーサイト

自分が研究・指したい形(相居飛車編)

この前書いていた「研究・指したい形」の、相居飛車での形を書いていきたいと思います。
ちなみに基本的に「先手」での形です。

実は相居飛車の先手番での戦型は、今回に限らず常に頭の中で考えていました。

と言うのも前に書いたかもしれませんが、先手番での「先手相矢倉▲46銀37桂型」が少し指しづらくなったため、
それに変わる主力戦型を探さなければいけない状況でした。

主に横歩取りと角換わりになるのですが、やっと「指したい」と思う形が決まってきた感じです。
それでは書いていきたいと思います。

「矢倉」

462462465.png

まず「先手矢倉」ですが現時点では、全く指す気はなくなってしまいました。

理由としてはさっき上に書いた「▲46銀37桂型が指しづらくなった」と言うのもありますが、
もう一つ大きな理由がありそれは「後手左美濃急戦」が、カナリ強敵だからです。

局面は省略しますが、もうほとんどの人が知っているでしょう。

この急戦が相当厄介なので、ある程度対策が整備されるまでは、
自分では指さないと決めましたね。

先手矢倉については以上です。


「横歩取り」

横歩取りの先手番は、下の形を指していきたいと思っています。

462148524865.png

形としては昔からありますが最近では叡王戦で、ポナンザが指した形ですね。
横歩を取らず▲58玉です。

なぜコレを指そうかと思ったのかというと横歩を取ると、
今流行中の△52玉72銀型・飛車ぶつけ型・振り飛車風型・・・などなど後手に有力手が多いからです。

この▲58玉型でも図では後手に色々選択権があるのですが、現時点では後手の指し方の方が難しく、
先手には不利になる手はあまりないと考えています。

実際山崎八段も指されて、完璧には対応できませんでした。

そして何より後手の研究や用意の手を外しやすいと思いますし、
逆に先手の用意の手を指しやすいと感じますね。

アマチュアでは未だに指される相横歩取りや、その他定跡が整備されている後手の急戦形を外しているのも、
ポイントが高いと感じています。

あとこの▲58玉では▲68玉もあるのですが、そちらも同じくらい有力だと思います。
▲58玉と▲68玉を同時に勉強し違いを探し指しこなせれば、アマチュアではかなり勝てるんじゃないでしょうか。

先手の横歩取りは以上です。


「角換わり」

角換わりの先手番では、下図を主力にしたいと考えていますね。

456214855214.png

プロ間でも流行しつつある▲48金型です。

先手角換わりもここ最近は、後手から動く手段が多くなってきました。
先手番で角換りを指すのであれば、とにかく「先攻」したい。

この形は少し玉は薄くなるのですが、37の地点をカバーしているため後手からの角打ちがなく、
おもいっきり攻めやすいです。

更に後手からの先攻は難しい。
駒組みと狙いも比較的解りやすく、アマチュアにはとても魅力的でしょう。

この形以外では▲45歩型も中々有力だと感じており、そちらとの二本柱にしたいと考えています。

先手の角換わりは以上です。

考えている相居飛車での研究・指したい手は以上ですね。

後手番についてはもう書きませんが基本的に後手番では、先手の手に対して対応していく事が多いので、
ピンポイントで指したい手はあまりありません。

この記事を書いている現状(2016/8月)の時点では、かなり相居飛車の後手番は楽しいと思います。
どの戦型にも有力手があり、先手番でも大変です。

近いうちに振り飛車編も書く予定です。


しばらく書いてなかった、オススメ将棋本集。

しばらくの間、買ったオススメ将棋本の記事を書いてなかったので、
サラッとまとめて書いていきたいと思います。

最強アマの即戦力戦法 ~スズメ刺しから丸山ワクチンまで~



アマ強豪の中川さんが書かれた本。
主に角換わり・矢倉・対ゴキゲン中飛車の戦法が書かれています。

書かれている戦法はアマチュアが書いたとあって、最新形ではないのですが、
アマチュアならではの目線で書いてあり、実戦的にとても優秀な戦法だと僕は思います。

特に角換りでの▲45(△65)歩型は深く研究されており、
この本を読んで再評価しました。

この中川アマの本はあまり話題にはなりませんが、とても良い本なので、
かなりオススメしたいですね。


週刊将棋30年史 ~アマプロ平手戦・対コンピュータ将棋編~



過去のアマチュアVSプロの記事などを纏めた本。
僕はアマプロ対決はそこまで興味はないのですが、ちょっと面白そうだったので買いました。

内容としてはカナリ濃い内容
過去のアマプロ戦の本はもうコレ一冊で、相当間に合うと思いますね。

ちなみにこの「~30年史」シリーズは、順位戦・タイトル戦でも出ています。



1冊3000円前後と言う値段で少し高く、僕も発売日には買わなくて少し経って揃えたのですが、
このシリーズはかなり出来が良いです。

そしてこのシリーズ、あまり話題にはなってなかったと思うのですが、
こんなに出来が良いのになぜ話題にならなかったのか・・・もっと宣伝しても良かったのでは・・・

もっと早く買えばよかった・・・と感じました。

相当マニアックなことも載ってますよコレ・・・

貴重な写真などもとても多く載っていて、将棋ファンなら絶対持っておいて損はない本です。
名局の棋譜も多く載っているので、棋譜並べにもオススメです。(もちろん解説もある)

更に読み物としても、一生読める内容です。

綺麗な新刊が買えるうちに、絶対買っといたほうが良いと思いますね。


矢倉新時代の主流・早囲い完全ガイド



上村 亘プロが書かれた、先手矢倉早囲いの定跡本。
現状、先手矢倉早囲いについて書かれた本はあまりないので、とても貴重な本になっています。

先手矢倉早囲いはとても優秀で、プロ間でもよく指されています。
僕自信もいずれ指したいと思っており、勉強中ですね。

アマチュアでもこれから増えていくと思うので、この本で基本は抑えておきたいと思います。


青嶋の結論 対中飛車・居飛車穴熊必勝ガイド



青嶋 未来プロの、対ゴキゲン中飛車の本。
基本的に一直線穴熊の対策(▲37銀型~穴熊も)が載っています。

対ゴキゲン中飛車の一直線穴熊は、最有力に近いと思っており、
この本にはとても期待していました。

そしてその内容は、期待通りでしたね。

この一直線穴熊はとても緻密な対策で、細かい知識が必須です。
組むだけでは簡単に作戦負になってしまいやすい。

この本はそういうポイントを、かなり細かく書いてあります。
ちなみに先手後手両方の指し方が載っているので、その辺りは安心してください。

あとAmazonの評価が低く書かれていますが、アレは間違っていますね。
無視していいと思います。

一直線穴熊を指すのであれば、絶対買って損はない本。
今年出た本の中でも個人的には、カナリ評価が高い本です。

この本を読んで一直線穴熊を指せば、勝率は確実に上がるでしょう。
超オススメしたいです。


まだ買った本はあるんですが、今回はここまでで続きはまた後日書きたいと思います。
僕はがブログで紹介する本はどれも良い本なので、安心して買っていいぞ!!!