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広瀬流四間飛車穴熊。

ご存知の通り、広瀬新王位が誕生しました。
その原動力となった四間飛車穴熊について、ちょっと書きたいと思います。

1_20100904041602.png
四間飛車穴熊基本図

四間飛車穴熊は昔流行っていたんですが、今ではプロでは広瀬王位くらいしか指しません。
アマチュアでも昔より、減少傾向だと思います。

と言うのも何回か過去に書いたとおり、居飛車穴熊VS振り飛車穴熊は基本的に、
「振り飛車側が指しづらい」と言うのが定説になってきているからです。

その原因は

●振り飛車側の角・桂が使いにくい。
●居飛車側の駒組みは、比較的自由度が高い。

などなど、何点か思い当たる節がありますね。

特に▲66銀型の居飛車穴熊はカナリの強敵で、何も考えずに駒組みしていると
あっという間に作戦負けになり、すぐに居飛車ペースになり易いです。

2_20100904041602.png
こんな感じで。

僕も昔、四間飛車穴熊で勝つために結構研究していた時期がありました。

しかし▲66銀型に対して、本で調べたり自分なりに研究したりしたんですが、
どうしても勝ちづらくて、「四間飛車穴熊は▲66銀型で対抗されると、相当苦しい」
と言う結論に至り、指すのを辞めてしまいました。

けれど広瀬王位は▲66銀型に対しても高勝率です。
コレは凄いですね。

ちょっと広瀬王位の四間飛車穴熊を見ていて、気づいたことがあります。

3_20100904041602.png

それは「囲いを後回しにして先攻していることが多い」です。

図は王位戦第6局の千日手になった一局なんですが、
ここでも広瀬王位は△71金と言う手を後回しにして、動いています。

特に飛車のコビンが開いた瞬間に、△55歩から動く言う手を常に狙っている気がします。
そのために△65歩として、先手の66銀をどかしている事が多いですね。

なにかここら辺に、新しい四間飛車穴熊の急所がある様な感じがします。


それと広瀬王位の穴熊の受け方も特殊に感じました。

普通は囲いに金銀を打って、囲いを再構築することが多いと思いますが広瀬王位は、
「外堀で硬くする」と言う感じがします。

これはそう簡単に真似できる事ではなく、相当の知識と経験が必要だと思います。


藤井システムの様に派手ではありませんが、もしかしたら将来、
広瀬四間飛車穴熊システムとかが出るかもしれませんね。

広瀬王位にはカナリ注目だと思います。


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