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大和証券杯女流最強戦 甲斐智美女流二冠VS鈴木環那女流初段戦 を見た感想。

12月5日に、大和証券杯女流最強戦 甲斐智美女流二冠VS鈴木環那女流初段が行われ、
その結果、甲斐女流二冠が勝利しました。

僕は鈴木女流を応援しているので、久しぶりにニコニコ生放送で実況視ながら
観戦していました。

せっかくリアルタイムで見ていたので、観戦した感想を書きたいと思います。

1_20101206203852.png

甲斐二冠の先手で、先手石田流三間飛車VS後手穴熊模様に。

この局面で気がつくのは、先手は▲77角型で78に金を上がっていないところ。
後手はストレートに穴熊に組もうとしていますが、△54歩をついてあるのが、
少し珍しいかもしれません。

2_20101206203851.png

甲斐二冠は△22銀と上がられる前に、積極的に仕掛けていきました。
結果的にこの仕掛けは、成立していたと思います。

しかしこの先手の駒組みは、かなり欲張りな仕掛けです。

今までなら、▲78金としてから動くのが常識的だとは思いますが、
それすら省略してあわよくば、▲58金と形良く金を活用しようとしています。

そしてその構想が本局では実現していました。

もしこの構想を咎める順が居飛車側になければ、先手石田流三間飛車には、
かなり穴熊に組むのは難しいでしょう。

僕には鈴木女流に、目立った悪手は無いように見えましたが・・・
あえて言うのであればやはり、△54歩を突いた一手が甘かったのでしょうか・・・?

3_20101206203851.png

後手陣はバラバラなんですが、鈴木女流は強気に反発。
しかしこれも、最強の手です。

普通は何はともあれ、△22銀と閉まりたいと思います。
(まあそれでも悪いとは思いますが・・・)
飛車交換必須になりました。

4_20101206203851.png

飛車交換後は、甲斐二冠がリードしていたと思いますが、
この△51香から徐々に盛り返していったと思います。

5_20101206203851.png

それでもまだ甲斐二冠が良かったと思いますが、この▲25歩は危険だったと思います。
この歩を突くのであれば、▲51とと香車を取ってから突けば、完封勝ちだったと思います。

案の定△26飛と言う勝負手を喰らい、一気に形成不明になっていきました。

6_20101206203851.png

そしてこの局面では、逆転していたと思います。
後手玉が硬すぎになっています。

しかしここからも二転三転していましたね。

7_20101206203857.png

鈴木女流が寄せを間違えたと思うのですが、具体的にどうすればよかったか解らないです。
この▲39金が冷静な手で以下、甲斐二冠が勝ちとなりました。

応援していた鈴木女流が負けて残念でしたが、将棋は大熱戦で面白かったと思います。
甲斐二冠はさすがの粘りでした。

また僕が応援している女流棋士が出るときには、時間があれば実況したいと思いますね。




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