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対△一手損角換わり▲早繰り銀での、超有力そうな手。

ちょっと前に「マイコミ将棋BOOKS 豊島将之の定跡研究」と言う本が出ました。



この本は最新形の定跡が載っています。
その中には「一手損角換わり」の定跡も、もちろん載っています。

僕は一手損角換わりは、まったく指す気は無かったのですが、
「もしこの本に後手の有力な手が載っていたら指してみようかな・・・」
と思っていました。

しかしこの本には、先手の対策でカナリ有力でヤバそうな手が載っていました・・・
僕が「これはヤバイ」と思った手を紹介します。

1212121251.jpg

戦形は▲早繰り銀VS△一手損角換わり。
これはよく見る局面で、将棋を指す人であれば一回は見た事はあるでしょう。

ちなみに上で「これはヤバイ」と言う手の意味ついて説明します。
僕が言う「これはヤバイ」と言う手の意味は、

1、その戦法その物に、致命的なダメージを与える可能性がある。
2、簡単にマネが出来て、凄まじい破壊力がある。
3、指される側だけ、一方的にリスクを背負っている。(何か対抗策を用意していないと負ける)

が主な意味。

「これはヤバイ」と思った最近の例を挙げると、
「対△85飛新山崎流」・「角換わり腰掛銀先後同形富岡新手」・「対ゴキゲン中飛車▲ストレート穴熊」
などがあります。

4521452145.jpg

進んで図に。

この△45銀では△36歩など他にも色々あるんですが、
現状では、この△45銀が最善だと言う事になっているようです。

45621456214.jpg

更に数手進んで図に。

前図から数手進んでいるんですが、ほとんど必然の進行だと思います。
次の一手がヤバイと思いました。

45214525.jpg

それがこの▲21角です。

この金取りに打つ単騎の角が、かなりヤバイ。
この手の意味は、次に▲32角成△同飛▲23飛成と言う、超単純な狙い。

しかしこの単純な狙いが、相当受けづらい。

金取りを受ける為に手持ちの銀を使うのは、如何にも辛い。(本には先手良しの順が書いてある)
形は△42玉で、それが良さそうに見えますが、それでも金を取っての▲35銀(下図)で、
後手が駒得になりますが、玉形が悪いのと桂頭の傷もあり先手が良いと思います。

455215214.jpg

僕はこの▲21角に対しての対抗策を考えてみたのですが、
ピッタリした手が思いつきませんでした。

しかしこの▲21角の局面を避けようとすると、△45銀とした局面~△36歩と指した局面の
数手の間に変化しなければなりません。

それはかなり難しそうに思います。

それでは△45銀自体ダメなのではないか?と言う事になりますが、
それ以外の手は本を読んでもらうと解かるんですが、それも難しそうだと僕は思います。

一手損角換わりの後手がこれから、どういう対策をして行くのかちょっと興味がありますね。


それとこの豊島プロの本には他にも、最新形の様々な手が載っていて、
かなりオススメです。
(今日書いた記事の詳細な手順・自戦記も載ってます)

と言うか、最新の戦法を指したり指されたりする人は、
必読の本だと思います。

強くオススメしておきます。



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ゴキゲン中飛車を、あまり指さなくなった理由。 | Home | dr研究会課題局面(▲藤井システム▲15歩型VS持久戦模様△53銀△74歩型)

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