対△ゴキゲン中飛車▲58金右超急戦は、やはり超有力。

ここ最近、対△ゴキゲン中飛車対策には、▲58金右の超急戦がかなり有力だと思い始めています。

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▲58金右

僕は対ゴキゲン中飛車には、▲78金型・ストレート穴熊・現在大流行中の▲37銀型などが
有力だと思い、それらを指していました。

それらは今でも有力と思っているんですが、全てバッチリにしておくには勉強するのに時間が掛かります。
それと持久戦になる事も多く、そうなると研究した局面になりづらいです。


それで最近、

「なんか勉強しても効率悪いな・・・事前研究をしていれば相手をハメれたり、
 その形の経験を積めば他の対策より、経験を生かせる対策はなかったかなぁ・・・」

と思い、

「▲58金右の超急戦なら、研究がドンピシャで当たる可能性が一番高いし、
 知識&経験もかなり生きる対策じゃないか?」

と考えました。

そして調べているうちに、超有力だと確信しました。
(今さらなんですが・・・)


超有力の理由をまとめると、以下のとおり。

1、研究が生きやすい&研究しやすい。
2、勉強した知識がすぐ使え、無駄になりにくい。
3、相手が超急戦を避けると、序盤が楽に駒組みができる。


大まかに言うと以上です。


まず1なんですが、この戦形はいきなり終盤みたいになるので、研究がやりやすいです。
将棋の戦法の中でも、1.2を争う研究を生かせる形かもしれませんね。

そのため事前準備をしやすく、簡単に嵌ってくれる可能性があります。

アマチュアの対局は、持ち時間が少ない将棋ばかりです。
その持ち時間短い将棋で事前に研究している手を指せば、まずその場で正解の手を指すのは無理でしょう。

例えば下図。

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この▲33角は最近、ちょくちょく目にする手です。

定跡は△44銀▲同角成△同歩▲66香・・・と続くのですが、先手の猛攻を正確に受けきれる人は
相当いないと思います。

受けきれる人は最低でも有段者で、最新の定跡を勉強している人くらいですね。
単純な攻めですが、かなりウルサイ攻めだと思います。


2は1と似ているんですが、例え研究した手を指す事ができなくても、
「どういう感じで攻める」などは生かせると思います。

この戦形は攻めるポイントが解り易いので、特にそう思います。


3は隠れたポイントです。
アマチュアでこの超急戦を、真正面から受けるという人は少ないと思います。

この超急戦を誘っていると言う事は先手側が
「私は超急戦を研究してきており、自信を持っています。」と言う宣言をしているような物。

そう言われると、普段から最新の定跡を勉強している人しか受けないと思いますね。

僕も昔ゴキゲン中飛車を指している時は、超急戦を避けていました。
知らない手を指されて、アッサリ負けるのは嫌ですから。


それと実は、超急戦は簡単に避ける事が出来ます。
そして振り飛車側は避けても、あまり不利になるとは感じません。

しかし最新の定跡書を読むと、避けられたら居飛車側が有利になりやすく、
とても勝ち易い思いました。

特に穴熊にも組みやすく、後手は△32金と指さなければいけないため玉も薄いです。
先攻される事もほとんどありません。

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自然な駒組みのため、穴熊に組みやすい。

最近プロ間で超急戦を避ける事がないのは、そのためみたいです。


この超急戦は、いきなり詰む詰まないの局面になる事があるので、
かなり怖い戦形です。

しかし怖いのはお互い様。
むしろ受けなければいけないゴキゲン中飛車側の方が、覚悟もいるし怖いでしょう。


鬱陶しいゴキゲン中飛車を、真正面から叩き潰す感じのこの▲58金右超急戦で勝つと、
かなり爽快だと思います。

僕も勉強&研究して使ってみたいと思っていますね。


資料として読む本なのですが、必須だと個人的に思うのは以下のとおり。



この上記の2冊は、最新の定跡が載っていてかなり役に立つと思います。
特に中村プロの本は、超急戦を指さなくても買っておくべきです。

中村プロの本は、今まで出たゴキゲン中飛車対策の本の中でも、
ナンバーワンと言っても過言ではないと思います。

深浦プロの本は色々と載っているのですが、どれも最新定跡でした。

あと出来ればあったほうがいい本は、



これくらいでしょうか。

これらの本を使い、事前に研究手を用意しておけば、
かなりの確立で嵌めることが出来ると思いますね。
     
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2012/01/13 (Fri) 22:03 | # | | 編集
Re: 58金右超急戦

> はじめまして、ナイコラ劇場と申します。
> 初めて拝見させて頂きました。全く同感しております。
> 特に3の「私は超急戦を研究してきており、自信を持っています。」と言う宣言に私はなっています、顔も。
> たった一人だけ受けて立つ町道場の5段がいます。ちなみに私は町道場3段です。24は2級です。
> その5段とは、何手目か忘れましたが菅井新手71玉まで進みます。ほぼ毎回同一局面(私が先手番の時)
> しかし、そこから5回に一回しか勝てません。実力差なので仕方ないのですが。
> ところで質問ですが、18手目 △88角成りに対し通常は▲55桂ですが、代わりに▲77角と合わせる手がほとんど指されてないのは、やはり先手が悪くなるからなのでしょうか?遠山プロ著の遠山流中飛車急戦ガイドにると77角に対し△89馬▲11角成△62玉▲66馬△72玉に▲23歩と垂らし、結果後手有利となってますが、激指定跡道場では▲23歩に代わって▲33香から変化で先手良しとなってます。89馬から後手有利という説もあるのですが詳しい手順が解りません。
> もし御存知でしたら、ぜひともご教示願いたく何卒よろしくお願い申し上げます。

上記のコメントを読みました。
ちょっと調べてみます、少し待って下さい。

僕なりの回答は、記事にして回答しますね。

2012/01/13 (Fri) 22:15 | 将棋猫 #- | URL | 編集
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2012/01/13 (Fri) 23:28 | # | | 編集

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