後手ゴキゲン中飛車の現在と展望。

ちょっと今回は、後手ゴキゲン中飛車について今現在の状況と、
これからの展望を書きたいと思います。
(あくまで「僕個人の感想」です)

後手番での振り飛車と言うと現在では、ほぼ「ゴキゲン中飛車」を指します。

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ここ数年後手番振り飛車の主力で、要となっていたゴキゲン中飛車なんですが、
現在では暗雲が立ち込めていて、このままでは危うい状況になっていると思います。

その理由は「▲37銀型」の対策が相当手強いからです。

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この▲37銀型が優秀でプロ間では、ほとんどこの形になって来ました。
これがなんで優秀なのかと言うと、

「後手からの動きを、ほとんど封じている」
「先手に選択権が多く、主導権を握り易い」

以上が大きな理由と僕は考えています。

ちなみに、後手からも早めに動く順もあって多く指されていますが、
玉が62の位置で戦ったりするのは、若干無理っぽいと感じます。

今現在一番有力なのは、後手も銀で対抗する「△44銀型」だと思います。

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この形は昔からあって「あまり振り飛車面白くない」と言われていたのですが、
また評価が変わって指され始めています。

上図からは先手も、そう簡単に仕掛けることが出来ないので、
居飛車穴熊VS振り飛車穴熊の持久戦がよくある進行です。


後手ゴキゲン中飛車の相穴熊持久戦は出始めて間もないので、まだ解らない所もありますが、
先手に色々と選択肢が多いのであれば、ちょっと面白くないかもしれません。

そしてもし後手が「▲37銀型には△44銀型からの持久戦」でしか互角に戦えないのであれば、
それは「先手が△44銀型持久戦に限定させた」という見方もでき、それでは苦しそうに思えます。


以上色々書きましたが現状の後手ゴキゲン中飛車は、とにかく「▲37銀型」の急戦に対する対策が
「戦法その物」の命運を握っていると言っても過言ではありません。

個人的に現状では、▲37銀型を打ち破るのは相当難しいと感じています。
もし何か打ち破る対策が出たとしたら、それは奇跡と言ってもいいかも知れません。


ちょうど今、久保二冠がダブルタイトル戦を戦っていますが、
その戦いを見ると大体、これからどうなるかが判明すると思いますね。

大注目して見守りたいと思います。







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