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カニカニ銀戦法は十分使える戦法。

ここ最近、プロ間でも相矢倉の将棋がだいぶ復活しているようです。

少し前までは横歩取りが多かったような気がしますが、
相矢倉の後手番も有力な新手が色々発見されたようで、結果も残していると思います。


僕自身も矢倉は大好きでよく指します。
しかし最近の定跡の進歩は早く、ついていくので精一杯という感じですね。

524156526521458.jpg

特に上図の▲37銀型はプロ間で最も多く指されており、毎日新手が出ている状況です。
僕も指すのは9割型この▲37銀型なんですが、ちょっと飽きてきているのも事実です。

あとこの形の後手を持つ人は結構勉強家の人が多く、一方的に攻めて勝ちと言う事は少ないですね。

そこで
「相手が研究していなくて、ガンガン攻めて勝てる戦法はないか・・・」と考えていました。

そして思いついたのが「カニカニ銀戦法」(参考図)です。

32148565211.jpg

カニカニ銀戦法とは上のような形の戦法です。
初めて見る人は驚くかもしれませんが、これでも立派な戦法です。

プロでは関西の児玉プロ(引退済み)が得意にされていて、升田幸三賞も取られました。


この初心者が指す形のようなカニカニ銀戦法、プロ間ではちょっと無理筋なのかもしれませんが、
アマチュアでは相当有力に思えます。

まず一つ目の理由として、「これを研究している人は、ほぼいない」という理由。
正直、誰も居ないと思います。

僕もほとんど正式な定跡は知りません。なんとなくしか知りませんね。


それで思い出しましたが数年前、リアルで出た大会でカニカニ銀を指されたことがありました。

相手はそこそこ年を取ったおじさんで、カニカニ銀みたいな駒組みをしてきました。
そこで僕は、

「こんなの普通に受け中心の形を作っていたら、無理攻めしてきて自爆するだろう。楽勝楽勝・・・」

と思い時間も使わず適当に指していたら、必敗形になったのを憶えています。
終盤必死になってなんとか逆転して勝ったのですが、大反省しましたね・・・

ここ4、5年で僕が120%の力を出して逆転勝ちしたのは、この将棋くらいだと思います。


第二の理由として、アマチュアの持ち時間の短い将棋で、
しっかり受けきって正確に反撃すると言うのは、かなり難しいと言う理由。

このカニカニ銀に普通に組まれて攻めを受ける展開になったら、
もう攻めを完全に受けきらないとダメな展開になりやすいです。

初見でカニカニ銀からの猛攻を受け切るのは、アマチュアでも相当受けの力が無いと
受け切れないでしょう。

あと序盤も結構細かくて、後手はうっかり普通の手を指せません。
例えば下図。

56241562145.jpg

この△32金はカニカニ銀にはちょっと危ない手です。
(正解は△52金右)

こういう細かい手がちょくちょくあるため、相手が何も知らなければ
序盤からリードを奪えます。

ちなみにカニカニ銀戦法の定跡書は殆ど無いので、
古本屋などで見かけたら確保しておくといいでしょうね。



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