角換わり腰掛け銀同形の後手番での、ちょっと面白そうな変化。

角換わり腰掛け銀同形の後手番での、ちょっと面白そうな変化があるので、
記事にしたいと思います。

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角換わり腰掛け銀の同形は現在では、先手有利が定説です。

同形が先手有利と言うことで現状では、後手が千日手含みでひたすら待つ、
徹底待機型などが指されています。

この徹底待機型はかなり有力な指し方だとは思いますが、
やはりひたすら待つ展開は指す気になれません。


それともう一つ、

角換わりの後手が指せないとなると、相居飛車の後手番ではかなり作戦の幅が狭くなります。
横歩取りにすれば問題ないんですが、そればっかりも飽きますし面白く無いでしょう。

そこで先手の同形~仕掛けで「何か変化する手はないか・・・」とずっと考えていました。


そして「これは有力なんじゃないか」という局面を見つけました。
それが下図の△86歩です。

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これは僕が考えたのではなく、西尾五段の本に載っていました。
この手自体は前から知っていましたが、あまり深い変化は知りませんでしたね。

しかし本を読んで変化を考えると超難解でした。



先手が42173筋の順で突き捨てた時に、3筋を突かれた瞬間に△86歩と突き捨てを入れます。

これに▲同歩は△76歩~△86飛があるので(これも難解)▲同銀が本手ですが、
これで76の地点に傷ができます。

本に書いてある変化では、▲同銀以下

△35歩▲74歩△36歩▲45桂△同銀▲73歩成△37歩成▲18飛△92飛▲45銀△27角(下図)で
いい勝負と書いてありました。

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僕はこの変化は第一感、先手有利だと感じました。
理由としては、

1.先手が銀得。
2.手番を握っている。
3.玉も手付かず。

という理由です。
悪そうな感じが全くしません。


しかし最終図を調べてみると先手は飛車を取られてから、△76桂・飛車打ちの2手を指されると、
一気に危なくなるので容易ではありません。

例えば図で▲34歩で勝てればいいんですが、△45角成▲33歩成△同金(下図)と普通に進んでも、
△76桂~飛車を取っての飛車打ちが残っているので、かなり大変だと思います。

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正しく指せば先手が勝てそうだとは思いますが、常に飛車を取って~の筋が付きまとうので、
正解の手をしっかり指さなければ、すぐに逆転されてしまいそうですね。

この△86歩の突き捨てを入れる変化は、研究してみる価値はあると思います。
と言うかアマチュアでは、研究している方が勝つでしょう。

興味がある人は、ぜひ研究して欲しいですね。


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