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面白そうな「千田流△44角戦法」。

少し前に「千田 翔太 三段」が三段リーグを見事勝ち抜き、四弾昇段を決めました。

そしてこの時期になると囲碁将棋チャンネルで、昇段者を招き昇段の一局を
昇段者自ら解説をしてくれるのですが、千田四段の昇級の一局の戦法を見て驚きました。

見て驚いた戦法を書いておきたいと思います。

ちなみにこれは、基本的に後手番での戦法です。

654854185418.jpg

出だしはごくごく普通なノーマル角換わりの出だし。
ここから△77角成とすれば、何も驚くことはありません。

解説番組をボーっと見ていて角を持ったので、

「ああ普通の角換わりか、まあ四段昇段の一局だし定跡形にするよね。
 ・・・もしかしたら△33角もあるかな・・・」

と思っていたら・・・

6541554195.jpg

△44角としたので、かなり驚きました。

千田四段によると、研究会などではたまに見かける手らしく、
そんな驚く手ではないということでした。

しかし僕自身は、ここでの△44角と言う手は今まで1秒も考えたことはなかったです。

この手を見て「将棋には、まだまだ発見されていない手があるな・・・」
と痛感しました。


△44角の意味としては、ここで▲44同角なら後手は一手得できますし、
一応▲25歩としても△22銀とすれば、▲24歩とも出来ない。

そして何より「定跡を離れた力戦形」になり易いという意味があります。

どうやら千田四段は、力戦形が得意とのことでした。


本局ではその後、後手は△54歩と突いて引き角戦法のように進んでいましたね。
そしてやはり見たこともない力戦形になり、千田四段が勝利していました。

6525415841584.jpg


この△44角戦法なんですが、僕が個人的に色々考えた結果としては、
「十分成立している」と思います。

まず、一気に潰されるということはありませんし、
損な手になっているとも思えません。

定跡形を外れた力戦形を指したいのであれば、△33角などと指すよりはリスクが少なく、
有力な手だと僕は思います。
(△33角は△同桂とするので、少し危ない可能性がある。)


しかし一つだけ心配な事は「受けに自信がないと指せない」事が心配だと思います。

力戦形になるので先手の無理攻めなどされた時に、
しっかり受ける力がないと指しこなせないと思いました。


この千田流△44角戦法は、何か可能性を感じます。
研究してみると面白いかもしれません。

千田四段は面白い将棋を指してくれそうなので、
ちょっと注目して行きたいと思います。



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