ちょっと指してみたくなって来た、後手角交換四間飛車。

少し久しぶりの更新になります。

実は別に忘れていたわけではなくて、色々考えていたのですが、
中々自分の中で纏まっていないことが多く、書きませんでした。

しかしようやく色々と纏まってきたので、書きたいと思います。

ここ最近考えていた事とは「後手番での有力な戦法」です。

実はちょっと前までは、自分の中での後手番での有力な戦法は、
「横歩取り」と「ダイレクト向かい飛車」でした。

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横歩取り

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ダイレクト向かい飛車

と言うのもこれらの戦法は「後手からもチャンスがあれば動ける」可能性があり、
積極性が高いからです。

ただ待つだけで有力な戦法はそこそこありますが、僕はそういう戦法は指したくありません。

この「2つの戦法は有力」とブログにも何回か書いたとこはあると思うのですが、
最近少し考えが変わってきました。

その理由は「定跡の進歩が早過ぎる」と「乱戦になりやすく玉が薄い」です。

「何をいまさら・・・」と思われるかもしれませんが、ここ最近の定跡の進歩は早すぎますね。
特に横歩取りは並のアマチュアでは、ついて行けないレベルだと思います。


そういう事で他の有力戦法を考えていたのですが、考えに考えたすえ行き着いたのが
藤井九段が開発した「角交換四間飛車」です。

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角交換四間飛車

これも「何をいまさら・・・」と思われるかもしれませんが、
僕は角交換四間飛車については、あまり採用する気にはなれませんでした。

何故かというと「手損をする可能性が高い」のが大きな理由。
ダイレクト~も手損はしますが、一手で向かい飛車にできるので、
これはそんなに気になりません。

しかし角交換四間飛車は、一旦四間飛車に振ってから向かい飛車にすることもよくあるので、
これは気になってました。

けれどその手損さえ気にならなければ角交換四間飛車は、
ダイレクト向かい飛車にはないメリットがあります。

主なメリットとして、

1.▲65角の筋がないので、乱戦になりにくい。
2.常に手が広い。
3.現在進行形の戦法なので、色々と工夫できる。


が主なメリットです。


まず1からですが、これが一番大きいメリットと言ってもいいかもしれません。

角交換四間飛車は序盤から乱戦になることはほとんどなく、
最低でも片美濃囲いには組めると思います。

しかしダイレクト向かい飛車は展開によっては様々な囲いで
対応しなければいけません。

たとえば下図。

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こうなるとほぼ右玉の囲いと同じです。
お世辞でも硬いとは言えないでしょう。

やはりアマチュア同士の持ち時間の短い将棋では、
「硬い玉」の方が絶対に勝ち易い。

あと自分の個人的な考えですが振り飛車利点は「美濃囲いにスムーズに囲えること」
だと思っています。

ダイレクト向かい飛車では、その利点が使えない場合があります。


次に2ですが、この戦法は序盤から含みが多いです。
例えば基本図の下図。

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角交換四間飛車を指すと大体この形になると思いますが、
後手は次の先手の手に対して、△82玉・△22銀・△22飛・△44歩・・・
など色々と組み合わせがあります。

組み合わせ次第では得をしたりできるので、序盤から面白いですね。


最後に3ですが、これは2と似ています。

とにかく今最も新しい戦法と言っても過言ではないので、
新しい手筋や形がまだまだ埋もれている感じです。

現状後手番の戦法で、これほど色々と工夫できる戦法はないでしょう。
玉もそこそこ固く囲えて乱戦にもなりにくく、研究&知識も活かしやすい。

今だったらアマチュアでは、「相手が研究にバンバン嵌ってくれる戦法」
だと思います。

ゴキゲン中飛車が出てきた時と同じですね。
しっかり勉強していれば、格上にも一発を入れやすい。

そして流行戦法だけあって、相手にすることも多いでしょう。
そういう時にも自分で指していれば、相手のやりたいことなどが解ります。


以上長々と書きましたが後手番では、角交換四間飛車を主力にしたいと思います。
巧く指せるようになりたいですね。

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