突然思い出したように研究はするが、結局お蔵入りになる戦法たち・・・(その2)

今回の結局お蔵入りになる戦法は・・・☖74歩戦法(袖飛車)です。

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☖74歩戦法

この戦法の主な狙いとしては、☗25歩なら☖72飛と寄り7筋から動いていこうという意味です。


実は昔にもブログに記事も書いており、昔からそこそこ有力と思っていました。
それと検索ワードでも「袖飛車」は、毎日のようにあるワードでもあります。
「後手72飛車(袖飛車)戦法は、かなり真面目な戦法で超有力。」

その記事から数年経ち、自分の中での考えは色々と変わっています。
今回は現在の考えを書きます。


この☖74歩戦法(袖飛車)は、お蔵入りする多くの戦法の中でも、
戦法自体のクオリティーは高い戦法だと思います。

戦法自体の構想も、昔からありますね。

いつも最後に書こうと思っているイメージ勝率を先に書きますが、
この戦法のイメージ勝率は自分の中では、40~45%はあります。

プロ同士が指しても、それくらいの勝率はにはなるのではないでしょうか。


まずこの戦法の大きなメリットとして、昔の記事にも書きましたが、
「実戦例が少なく、定跡化されていないこと」があります。

なので事前に研究していれば、それだけで大きなアドバンテージがあり、
特に早指しでは効果が大きいと思います。

さらに経験値があるかないかも大きく、自分だけ多く指していれば、
その経験値も生きやすいでしょう。 

普通に「主力戦法」になると思います。


ではなぜそんな有力戦法が、お蔵入りするのかと言う理由ですが、
コレは完全に、僕自信の好き嫌いに近いかも知れませんが・・・

「先手に持久戦模様にされると、後手の指し方がやたら難しく感じる」

からです・・・例えば下図。

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図はお互い飛車先を交換し合い、☗69玉に☖94歩と様子を見た時に、
先手が☗66歩と激しい戦いを避けた局面です。

こう言う風に多少妥協した感はあるものの、先手が穏やか局面に誘導し持久戦模様に指された時に、
後手の指し方が非常に難しいと感じる。

図からは後手も矢倉模様にするのが普通ですが、その時に後手が7筋の歩を切った手より、
先手の2筋の歩を切った手の方が、価値が高くなりやすいと思います。

あと飛車先の歩を切った時、後手の飛車は75の位置になってしまっているので、
一回どこかで☖72飛としなくてはなりません。

もちろんコレは手損なので、先手に先行されやすくなる可能性が高いです。

以上が、お蔵入りする大きな理由です。



この「先手持久戦模様」に対抗する指し方は、袖飛車が書いてある定跡書などには、
一応は対抗策が何かしら書いてはあるのですが、僕にはどれも大変そうに思えますね。

自分で研究しても、なかなか良い作戦が思いつきません。

ただあくまで「僕には」なので、他の人が研究したりして良いアイデアがあれば、
コレは全く関係ないでしょう。

本当に「しっかりと研究」すれば、結構簡単に解決する可能性が高いです。
僕が今のところ、あんまり研究をするつもりがないだけですね。


ここからは余談になるのですが、ちょっと前に☖74歩戦法が将棋世界のイメ読みで取り上げられていて、
そこで「これは有力だな」と感じる手が書いてありました。

それが下図。

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☖72飛と指すところで☖62銀と指す手です。
これは僕は全く思いつきませんでした。

「☖74歩と指したからには、次は絶対☖72飛しかない」と言う自分の融通の効かない考えに、
「我ながら頭が硬いな・・・」と感じましたね・・・

確か記憶が正しければこの指し方は、都成奨励会員が得意にしていたと書いてあったような・・・

この☖62銀が優秀なところは、ここで☗24歩と指しづらくなっている所だと思います。
☗24歩であれば以下、☖同歩☗同飛☖73銀です。

9654185485.jpg

☗23飛成にはゴキゲン中飛車の定跡の応用で、☖88角成~☖22飛。
☗28飛などにも同じように、飛車をぶつけてどうか。

しかしこの記事を書いてる今思いつきましたが、☗23飛車成~☖22飛とした時に、
☗24歩がちょっと気になりますね。

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色々対応を考えましたが、ちょっと後手を持っていい対応がすぐには思いつかないです。
しかしこの☖62銀には、何かまだ可能性があると感じます。
(まあ何かあるんだとは思うが・・・)


話を本線に戻しますが、袖飛車戦法は今あまり指されていない戦法の中でも、
かなりまともに戦える戦法だと思います。

プロ間では多少損かも知れませんが、アマチュア同士なら全く関係ないでしょう。

今はアマチュアでも将棋ソフトを使って、プロレベルの研究が出来る時代になったので、
独自に研究してライバルに試すのも面白いかもしれませんね。


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コメント

No title

私は最近初手7二銀からの袖飛車を使っています。(5五角対策)
で、そのまま棒銀+袖飛車なカンジですが、メリットとしては
桂馬も攻めに使うことで飛車がわに入られたときに相手は香車くらいしか収穫が無いこと
相手が囲みに入る前に叩ける、もしくは囲みづらい
の2点です。
いい戦法だと思っています!

2016/03/10 (Thu) 18:37 | 初心者ですが #- | URL | 編集
No title

初手△7二銀は見たことないですね。
袖飛車は少し勝ちづらいかも・・・と思っていますが、
アマチュア同士であれば、ほとんど互角でしょう。
工夫次第でいくらでも通用する戦法だと思いますね。

2016/03/10 (Thu) 18:56 | 将棋猫 #- | URL | 編集

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