先手石田流三間飛車対策を考える。

この前に先手中飛車や後手ゴキゲン中飛車の、オススメ対策を書きましたが、
そのついでと言ってはなんですが、「先手石田流三間飛車」の僕のオススメする対策を
書いておきたいと思います。

9654158418541.jpg
石田流の序盤

と言うのも、この「先手石田流三間飛車」も結構困っている人が多い感じです。

「石田流 対策」や「対石田流 有効な作戦」みたいな検索ワードで検索し、
たまたま僕のブログに来る人も、毎日数人はいますね。

先手石田流三間飛車対策は、何回か対策も過去に書いた記憶がありますが、
それも数年前なので、僕の中での考え方も完全に変わっています。

それではまず、一番オススメの対策から。


まず現時点で、ダントツで一番のオススメ対策は「左美濃」です。

654158541854_20150210012751554.jpg
左美濃

図は一例ですが序盤で、☖42玉などを指して☗66歩を必ず突かせてください。
対先手石田流の数多くある作戦の中で、一番安定度があり実績もナンバーワンだと思います。

現時点ではプロ間でも、この左美濃~銀冠が優秀で先手石田流は減少傾向にありますね。
僕も対先手石田流には、7~8割は左美濃を選ぶ感じです。

ハッキリ言って基本的に先手石田流は、この作戦だけでもいいかもしれません。
それくらい優秀な作戦です。

ただ石田流側も無理気味ながら、暴れる筋は結構あるのでその辺りは
しっかり本を読んで、最低限の知識は付けてから指さないとダメです。
指し方も少しコツがいる感じです。

このコツを掴むには、プロの棋譜並べをやりまくればいいでしょう。

とにかくある程度左美濃を指せるようになれば、先手石田流に負けまくるということは無くなるはずですね。
超オススメな作戦です。

ちょうど少し前に左美濃の本も出たので、この↓の本を読みまくって下さい。
この本は絶対持っておいて損はないです。



絶版などにならないうちに、必ず買っておきましょう。


次にオススメな対策は正直言って、左美濃以上の作戦は思いつかないのですが、
あえて言うと「相振り飛車」でしょうか。

9654155458954.jpg
相振り飛車

図は一例として後手向かい飛車ですが、別に何でもいいと思います。

ただこの相振り飛車はここ数年、著しく定跡化が進んでいるので、
それなりの知識は必要ですね。


昔(10年位前)は、適当に指しても戦えてたんですが・・・

相振り飛車も長年指されていますが、まだまだ解らないことだらけですね。
これからも指され続けるでしょう。


あと有力そうなのは・・・そうですね・・・・
実はアマチュアで3段以下くらいであれば、普通に穴熊に組むのもまだまだ通用するかもしれません。

96541584854.jpg

そこまで定跡や序盤に詳しくないレベルであれば、実戦的には大変だと思います。
昔はそこそこ強くても、これでも十分戦えたりしてましたからね。

たださすがに今は咎められるかな・・・

まあとにかく先手石田流対策は「左美濃と相振り」を、僕はオススメしたいです。


ここからはちょっとオマケなんですが、僕がもし石田流対策に困った時の為に、
密かに温めていた指し方があります。

もう数年温めていて、これから使うこともないと思うので書きます。

その指し方とは2012年12月2日に指された、甲斐女流VS里見女流の対局で、
里見女流が指した指し方です。

その対局は下図のようになり戦いが始まったのですが、里見女流の序盤~中盤は完璧だったと思いますね。

65241589625485.jpg

この形は非常にクラシカルな形で、昔から似たような形はあると思います。
まずこの指し方のセールスポイントを書きましょう。

1、最近見ない形なので、普段研究している人はいない。

まずコレです。
プロならともかく、アマじゃまずいないでしょう。

その為、研究が生きやすいです。
それと初見では対応が難しい。

その証拠に女流の中でカナリ強い甲斐女流でも、この対局では上手く対応出来ていませんでした。
アマ同士であれば、大差で勝つことも可能だと思います。

2、研究家である里見女流が指した。

その次の理由としてコレですね。
里見女流が指した形なので、相当有力な形なんでしょう。

指す前に里見女流は、研究しまくりだったと思うので。

この指し方を見たのはもう数年前になりますが、僕は今でも有力だと考えています。
興味のある人は研究してみると面白いと思いますね。



関連記事
スポンサーサイト
ちょっと古めだけど、棋譜並べにオススメな本。 | Home | 突然思い出したように研究はするが、結局お蔵入りになる戦法たち・・・(その2)

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する