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将棋電王戦FINAL 第1局 斎藤慎太郎五段 vs Apery を観戦した感想。

今年も大注目の電王戦が始まりました。
簡単にですが第1局の「 斎藤慎太郎 五段 vs Apery」を観戦した感想を、書きたいと思います。

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戦型は後手Aperyの、ごくごく普通の四間飛車に。

コレには少し驚きましたが、将棋ソフトの振り飛車は手強いと噂だったので、
「長くて大変な勝負になるだろうな・・・」と思いました。

しかしながら「大変になる」とは思いましたが、「一発で終わる」と言う事はほぼ無くなったので、
ちょっと安心したと言うのも正直なところでしたね。

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てっきり相穴熊の超持久戦になると思っていましたが、後手がカナリ積極的に動きました。
しかしこの序盤はどうだったでしょうか・・・

後手は61の金も離れ駒になっていますし、角交換後の2筋のケアも考えなくてはいけません。
この動き方は全くないとは言えませんが、ちょっと後手にリスクがありすぎる動き方だと感じました。

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そして後手は2筋さえ受けずに、一直線の攻め合いの順を選びました。
コレには驚きました・・・

常識的に考えて上図の局面では、61の金取りになっているのでここまで読んで、
ほとんどの人は「これはダメ」と考えると思います。

けれど強い将棋ソフトの事なので、「この先に何か凄い手があるのだろうか・・・」と
思っていました。

156214521452.jpg

後手は61の金取りも受けずに、猛烈な攻め合いに。
コレにも相当驚きました。

なんせこの順は第一感、先手が攻め合い勝ちしそうだからです。
さすがにこの局面では「先手が正解手を指し続ければ、勝てるのではないか?」と
思いました。

結果的にこの攻め合いが無理で敗因だと思いますが、後手は何を考えてこの順に飛び込んだのか
よく解りません。

多少失敗していても、後手は我慢しようと思えばもっと我慢出来たはずですし・・・
「不利な時は戦線拡大」と言う格言はありますがこの場合は、ただの自爆になっていると思います。

何かバグな様な物があったのではないか・・・?とさえ感じました。

62563256325.jpg

以降はもう後手の手も止まらず、一直線の順ばかりだったと思います。
この竜と角の交換も淡白だったでしょう。

ただもうこの辺では、修正する順も難しかったのかもしれませんね。

652145841852458.jpg

先手も最強の順で応じ、上図以下勝勢になり勝ちとなりました。
これで人間側が久しぶりに、リードする形になりましたね。


本局は斎藤五段が少し指しやすい局面から、完璧な指し回しで勝ち切った将棋だと思います。
さすがの将棋ソフトも完璧な指し回しに、力を出せない様子でした。

Aperyからしてみれば、相当不出来な将棋だったでしょう。
全くAperyの良さが、出ていなかったと思います。

何故ここまでAperyが、本来の力を出せなかったのか解りませんが、
ソフトも戦型によっては、暴発してしまう事もあると言う事でしょうか。

電王戦は始まったばかりなので、これからどうなって行くか楽しみですね。


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