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将棋電王戦FINAL 第2局 永瀬拓矢 六段 vs Selene を観戦した感想。

将棋電王戦FINAL 第2局 永瀬拓矢 六段 vs Selene を観戦した感想を書きたいと思います。

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先手がSeleneで、序盤はよく解らない序盤に。

このSeleneと言う将棋ソフトのことは全然知らないんですが、
序盤はよく変な手を指すらしいです。

まあ細かとことは気にしない、大らかな性格なんでしょう。


2562156258652.jpg

後手だけ飛車先の歩を交換できて、後手に全く不満はないと思います。

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後手は無理に動くこともないので、先手に右玉にされても気楽ですね。
先手がどう打開していくかが注目でした。

14856241586258.jpg

どう打開するか注目でしたが、☗75歩の仕掛けはいいタイミングだったと思います。
こういう展開は将棋ソフトが上手く指しやすいので、少し先手ペースになったと感じました。

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快調に先手が攻めていると思いましたが、後手も右玉の急所である端から反撃し、
形勢は互角だと思います。

将棋ソフトは受けが強いですが、さすがに急所を突かれると完璧には受け切れない感じです。
この辺りは、さすが永瀬六段だと思いました。

4586325896258_20150321223321698.jpg

ただ端は後手も怖いところで、先手も負けずに応戦。
しかしこの局面では先手の方が、少し悪い感じがしました。

理由としては、後手からの角二枚の反撃が強烈だったからです。

4563214586214.jpg

その強烈な角を打たれて、この局面では負になっていると思います。
このまま普通に、後手勝ちで終わると思いましたが・・・

45896248596214586.jpg

なんとSeleneは「角の不成」に対応できないらしく、以下反則負けになってしまいました。
コレには驚きましたね・・・

この「成らずに反応できなく反則負け」はこの後、色々なところで賛否両論議論されているみたいですが、
僕の考えとしては、永瀬六段に全く否はないと考えています。

「駒の不成」特に飛車・角・歩の不成は、実戦ではまず出ませんが、
99.9%出現しない訳ではありません。

局面によっては、飛車・角・歩の不成が世紀の絶妙手になる局面も、
場合によってはあるはずです。

出現する可能性が0.000000001%でもある限り、
将棋ソフトは不成にも対応出来るよう、作るようにしておくべきだと思います。


あとなぜ永瀬六段が早い時点で不成を試さなかったのかは、永瀬六段しか解りませんが普通に考えると、
「始めは普通に指して、負けそうになったら試してみよう」と考えていたのではないでしょうか。

これは僕の憶測ですが・・・あと早い時点で試しもし勝ってしまうと、色々と予定も狂いますし。
永瀬六段は周りの事も色々考慮して、この局面で試したのだと思います。

更に言うと永瀬六段が不成を試した局面は、ほぼ永瀬六段の勝勢だったと思います。

そのまま指していれば、99.9%永瀬六段の勝ちだったと思いますが、
それを100%にするのと、本当に本番でも不成に対応できないのか見たかった(見せたかった)
のだと思いますね。


まあしばらくは、この永瀬六段の勝ち方は議論されると思いますが、
「これも対ソフト用の戦い方」だと思えば納得できます。

それくらい人間は「将棋ソフト=コンピューターに勝つこと」が大変で、
手段を選んでいられないのです。

永瀬六段も自分がどうこう言われるのは、覚悟の上だったと思います。
(どうなるかはなんて、一晩考えれば想像がつく)
プロ棋士としての葛藤も、勿論あったでしょう。

僕は永瀬六段は人間代表として、立派だったと思っていますね。
(そもそもルール違反は、全くやっていませんし)

これで人間側の、2連勝と言う状態になりました。
来週もこの勢いで人間側が、勝って欲しいと思います。


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