最近見直している、4-3(3-4-3)戦法。

また少しブログの更新をしてませんでしたね・・・
まあ特に変わったこともなかったので、ネタがなかったです。

実は少し前から、再注目している戦法があります。
それは4-3(3-4-3)戦法です。

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4-3戦法

この4-3戦法はプロの戸辺六段が、従来からあった3-4-3戦法を改良した戦法です。
少し前に本も出されていますね。



別名は「後手一手損石田流」とでも言いましょうか。
とにかく後手番でも石田流に組んで、積極的に動いていきたいと言う戦法です。

実は普通の角交換四間飛車も同じくらい有力で、どちらを研究していこうか迷っていたのですが、
こちらの方が積極的で激しく動けそうなので、こっちにしました。

この戦法の狙いはさっきも書きましたが、後手番で石田流に組むための戦法です。
安全に組むために一手損しますが、この戦法の場合はあまり響かないと思います。

4-3戦法は上手く行った場合、下図のように動けるのがいいですね。

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この局面はプロの将棋でも現れていて、まだまだ難しいのですが、
後手から動けているので、悪くはないと思います。

ただこの様に動けていける場合は後手は不満はないのですが、
先手が工夫をし、△24歩~の仕掛けを封じてきた時は後手も簡単には動けませんね。
例えば下図。

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先手は▲25歩を急がず銀冠の駒組みを優先し、△44銀を見てから▲25歩を突きます。
先ほどの図より先手玉がカナリ固く、△24歩~も動けないのでこの先手の駒組みは相当手強い。

しかし先手もここから具体的に良くしていくのは簡単ではなく、先後ともに難解な局面ですね。
ただこの局面から後手に、少し有力なのではないか?と思っている手があります。

定跡書などに似たような局面で紹介されいている手は、△55銀~△44飛~△64角なのですが、
これは先手に▲48飛(▲26飛もある)~▲77角(下図)などで、なかなか上手く行きません。

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しかし後手の手順少し変えて、△44飛より先に△64角にすれば、
後手も相当戦えるんじゃないか?と思っています。

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正直言って単純な狙いなんですが、調べてみると容易では無いと思います。

▲26飛には△36歩、▲48飛には△25桂。
▲56歩で銀交換して角が捕まりそうですが、その瞬間に△36歩(下図)があり、
そう簡単には収まりません。

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△55銀~の戦いは、後手にもまだ何か色々とあると思っています。
(後手から動かず、持久戦もある)

ただ恐らくこの△44銀~最強の敵は、△44銀の瞬間に▲56角(下図)がかなりの強敵に感じます。

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居飛車の形は色々あると思いますが、△44銀の瞬間にこの角を打たれると△33飛しかなく、
後手を巧く纏めながら差しきるのは、結構な棋力を求められると思います。

ただ後手もしっかり指せば角を手持ちにしていますし、先手の玉形も硬いわけではないので、
アマチュアの実戦的には互角以上に戦えると考えています。


4-3戦法は激しい戦いになったりして、それなりの棋力と知識は必要な戦法だとは思いますが、
後手番の戦法として長く指し続けられる、優秀な戦法だと僕は思っています。

興味がある人はどんどん指して欲しいですね。



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