宮本 広志 五段の「振り飛車最前線 四間飛車VS居飛車穴熊」をサラッと読んだ感想。

この前ブログにも書いていた宮本 広志 五段の
「振り飛車最前線 四間飛車VS居飛車穴熊」をサラッと読んだので、簡単に感想を書きたいと思います。



この本は後手藤井システムと後手四間穴熊(美濃もある)について書かれた本です。

ここ数年は四間穴熊に関して書かれた本はちょくちょく出ていますが、後手藤井システムについて
書かれた本は出ていなかったので、現状がどうなっているかとても楽しみでしたね。

そこで楽しみにしていた後手藤井システムのところを中心にざっと読みましたが、
さすが久しぶりに定跡書が出ただけあって「超進化」していると思いました・・・

自分は基本居飛車党なんですが今まで「これで居飛車良し」と考えていた局面のほとんどで、
振り飛車側も戦える変化が出てきており「コレはまた大変なことになった・・・」感じました。

この新刊は期待通りの、とても良い将棋本だと思います。

藤井システムはアマチュアでは指しこなすのは大変ですが、システム模様はアマチュアでも
よく指す人はいますし、よく出会うであろう局面も多いと思います。

あと藤井システムは特にですが「知っていないと指せない」ても多く書いてありますね。

例えば印象に残った手順を一つ挙げると下図。

48562485.png

図で後手の手番です。
図は▲55角急戦~持久戦になった図ですが普通でしたら、ほとんどの人は自然な△74歩ではないでしょうか。

しかしそれでは後手面白くないらしく図では△84歩が良いみたいです。
以下▲86歩に△74銀!で下図。

458965258965_20170216014609c49.png

この手順は斬新で、あまり見ない手でしょう。
その後も74の銀を83に引いて手損ですが、銀冠を完成していました。

こんな手順は知ってないと指せない手だと感じましたね。

などなど他にも面白い手が多く載っているので、とても参考になると思います。

藤井システム関係の本は、そんなにこの先もポンポン出ないと予測されるので、
辞書代わりに持っていても損はないと思いますし・・・

本書はとてもオススメしたいですね。


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